「チヌ釣り入門」は四部構成になっています。ここは「チヌ釣り入門(その四)・「チヌ釣り基本テクニック編」です。
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読むだけで釣れるチヌ釣り入門 コンテンツ
チヌ釣り入門(その一)
チヌ釣りのススメ。チヌ釣りの魅力をビギナーのみなさまに切々と説明します。
チヌ釣り入門(その二)
チヌ・黒鯛を知る。敵を知れば百戦危うからず。チヌの事を知り尽くしましょう
チヌ釣り入門(その三)
チヌ釣りの仕掛け。一般的なチヌフカセ・ダンゴ釣りの基本的な仕掛けを紹介します。
チヌ釣り入門(その四)
チヌ釣り基本テクニック。フカセやダンゴ釣りなどの初歩の初歩、基本テクニック編
フカセ釣りの場合、なにが一番最初に戸惑うか、というと....
この3つが最初にぶち当たる「問題」だと思います。オイラなんて10年ほどチヌ釣ってますが、いまでもこの三つで悩んでいます(爆)
逆に言えば、この3つを確立すれば「チヌなんて簡単に釣れる」ということです!
基本テクニック編では、その三つを解説していきたいと思います。
フカセ釣りの仕掛け、といっても、竿やリール、道糸などの選び方については、「その三」で説明したので割愛します。
よく、釣研のウキとか、ハンドブックなどに、フカセからまん棒とか、センサーウキとか、全誘導マーカーなんかを駆使して、あれこれ「ビギナーを悩ます」仕掛け図が説明されています。

しかし、ビギナーの皆さんが、防波堤や磯場で、あれだけの仕掛けをせっせと作っていたら、時合なんて終わってしまいます。
仕掛けはシンプルでも釣れます
センサーウキや潮受けゴムや、水中ウキなんかも、状況に応じて自分で選べるようになってからで十分です。ウキ止め、ウキ、からまん棒、浮力調整ガン玉(落としナマリ)、ガン玉(口ナマリ)、チヌ針、最初はこれで十分です。
このシンプルな仕掛けからスタートして、自分なりに「もっと○○したい」なんて、イメージが出来てから、センサーウキや水中ウキ、全誘導釣法をやってみれば良いと思いますよ。
チヌのフカセ釣りの集魚剤。と一口に言っても、釣り具屋さんに行くと、とてもたくさんの種類のマキエサが並んでいて、ビギナーの方はとても困ると思います。

なぜ、こんなに色々な種類があるのかは、長くチヌ釣りやってますが、いまいち分かりません^^;
が、種類によって、マキエサの「沈むスピード」「遠投性」「粘り」「匂い」など、さまざまですから、釣り方やシーズンによって分けると良いと思います。
しかし、そんな事始めたばっかりのビギナーの方には、分からないでしょうし、正直オイラにしてもベストチョイスをしているかは疑問なところです。
最初のうちは、オキアミ3キロにチヌパワームギを2袋でマキエサを作れば、価格的にもそんなに高くつきませんし、ビギナーの方が一日の釣りで撒く量としても、調度良いと思います。水の分量は、袋に書いてある分量を見て交ぜると、「理想的な撒きエサ」が完成します。
最初はとにかくシンプルに
これが、秘訣のような気がします。だんだん、段階的に仕掛けや、撒きエサに凝り始め、結局はシンプルなところに落ち着くんですよね…
初心者の方が、フカセ釣りを始める場合、「どこで釣るか」もすごく悩むところだと思います。
基本的に、防波堤や護岸などで釣る場合、「フカセ釣りでチヌを狙っている人」がいる場所を選びましょう!やみくもに、適当に自分が選んだところで始めても「こんなところで釣れるんだろうか…」と段々不安になってしまいます。
実績のある釣り場で、そこの常連さんの釣りを見たり、聞いたりして、学びながら釣るのが早道です。
■行き付けの釣り具屋を作る■
チヌ釣りの場合、ポイントや釣り方を知るために、行き付けの釣り具屋さんを作る事が大事です。自分がホームグランドとしている釣り場周辺で、行きつけの「毎度〜♪」といって入れるくらいの釣り具屋さんが必要です。
釣り場で情報を収集するのも有効ですが、常連となった釣り具屋で収集する情報はもっと有効です。
一度や二度、釣り具屋さんが教えてくれたポイントで釣れなくても、「この間、駄目でしたよぉ」と泣きつくと、だいたいのお店で親切に釣り方を指導してくれたり、また別のポイントを教えてくれたりするものですよ!
渡船を使った磯釣りで、チヌを釣りに行く場合、よっぽど「良い情報」を入手できた場合をのぞき、船頭さんのススメてくれるポイントが良いでしょう。
予約を入れる時に「まだ初心者なんです」とか「簡単なポイントお願いします」と愛想よくお願いしておくと良いです
船頭さんも、商売とはいえ、やはり人間。可愛げの無い、ムスっとした人より、愛想の良い人間に「釣ってもらいたい」と思うのが道理です。
笑う門には福来たる
これって結構、釣りでも何でも通じる「世渡り上手術」の秘訣ですよ!
ビギナーの皆さんが、初めてチヌ・黒鯛をげっとする方法として、おススメしたいのが、夏・秋の「紀州釣り、ダンゴ釣り」という釣り方です。
ダンゴ釣りとは、糠や集魚剤をブレンドして作ったダンゴの素、(最近では水を入れたらすぐ使える「ダンゴ専用の集魚剤」もあります)に、サシエサを包んで、ポイントに投入する釣りで、特に活性の高い、夏〜秋に活躍する釣りです。
オイラは、小池純二先生の本でダンゴ釣り覚えました^^v
なぜ、夏〜秋が良いのかと言いますと、初心者の場合、ダンゴが固くなりがちなんですが、夏〜秋の高活性時なら、エサとりが多く、固めのダンゴでも、すぐ割ってくれるからです。
しかし、一年中、その方法でチヌ・黒鯛を「釣りまくる」、「ダンゴ職人」と呼ばれるチヌ釣り名人もおられてのようです。どんな釣り方にしても極めると年中釣れるという事です。
■ダンゴ釣りの仕組み■
そもそも、ダンゴ釣りは、ツケエサをダンゴでくるむ、という性質上、「底付近」までエサトリに取られずにエサを運べる、という利点があります。それに加えて、集魚剤の効果が、一点に集中できるという利点もあります。
ダンゴ釣り ヒットまで
簡単に説明すると、こんな仕組みでダンゴ釣りでは、チヌ・黒鯛が釣れます。
ダンゴ釣りの場合、フカセ釣りよりも若干太い仕掛けが、一般的です。といっても太ハリス、という訳でなくて、道糸のほうなんですが、2.5号前後が良いようです。
ハリスはやはり、1.5号で十分のようです。ハリスの長さは、二ヒロ弱、3メートル前後が投入するのにタイミングが取りやすいでしょう。
ダンゴ釣りの場合に使う場合でも、ウキは、使い慣れることが重要ですが、釣り場によって、寝ウキ、立ちウキ、極小の円錐ウキなど、「その釣り場で流行っているウキ」というのが、必ずあります。それを見つける事がメチャ肝要です。
ダンゴ釣りに、限らず、釣りの秘訣として…
魚釣りたきゃ人を釣れ
という、格言があります(今つくった^^)。ちょっと気のきいた防波堤、岸壁などなら、ほぼ毎日来て釣りをしている、オジさん達がいるはずです。防波堤などにおいて、彼らと仲良くなることが、よく釣れるようになるための「釣りの極意」です。なにせ、ほぼ毎日のように釣りに来ている人達ですから、釣れるエサ、釣れる団子の固さ、釣れる時合、釣れる仕掛け、知り尽くしています。多くて土日しか来ることの出来ない、現役の皆さんとは、知識量が雲泥の差です。
慣れるより、習え
釣りの場合、自分ひとりで覚えて行く、つまり「慣れる」より、自分より腕達者な人に「習う」ほうが道は早いようのです。
ビギナーのかた、中堅の方、ベテランアングラーの方、どんなレベルの方に限らず、釣りは「魚釣りたきゃ人を釣れ」が秘訣の一つだと思います。
「釣りは一人では上手くならん」とある名人の格言です。まさにその通りだと思います。
釣り仲間、釣りのライバル、釣りの師匠、釣りの弟子、釣った魚を一緒に食べてくれる家族、いろいろな人に支えられてこそ、釣り道を邁進できるのだと思います。そして、釣ったお魚さんにも大切な命がある事を絶対に忘れてはなりません。自分や家族が食べるもの以外はリリースしてあげてください。
フグが釣れたからといって、踏み潰して殺したり(防波堤で狂ったようにフグを踏みつけているオバはんを見たことがありますが、ちょっとゾッとしましたよ…)、釣れたボラを陸の上でほったらかしにしたりしないでください。そして、自分の持ってきたゴミはきれいに片づけて帰りましょう。マキエサもきれいに流して帰るようにしましょう。釣人としてよりも人として恥ずかしくない態度をとりましょう!!
どうか海を大切にして下さい
クロダイ三平